あなたは、100%男性または女性だと言い切れますか?

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私は言い切れない。
何をもってそう言い切れるのかがわからないし、実際に、自分の性別がよく分からなくて悩んだことがあったからだ。

以下は、よく分からないなりにさかのぼってみたものだ。

幼稚園の頃の話

何を思ったのか男子トイレに入っていって、先生に「はるまちゃんはこっちよ」と誘導されたことがある。
なぜだか分からないけれど、そのシーンをとても鮮明に覚えている。
この頃は、剣とかスーパーマンにも憧れて、新聞紙を細く丸めて棒状にしたものを作ったり、マントを作ったりしていた。

この後通った保育園では、普通におかあさんごっこもしたし、セーラームーンごっこもした。
男子の迷路をまねっこしてみたり、架空の喫茶店のメニューを考えたりもしていた。
ぶん殴るという言葉を覚えて帰ってきて、家で使って、即父親に叱られたのもこの頃。
忍たま乱太郎の土井先生が好きで、小学生になってからは、セーラームーンの天王はるかに憧れたこともあった。

だからどうだという訳ではなく、ただ、そういう一面があったというお話。

一人称の話

10代半ば~後半くらいの時期、男性的な一人称を使用していたことがある。
どこでもかしこでもという訳ではなくて、親しい間柄の友人の中での話だけれど。
その後、性別で一人称が分けられるのが気持ち悪かったのか、「自分」と言っていた時期もある。
今でもたまに、ふざけて「僕」を使うこともある。

服装の話

小学校3年生のあるタイミング以降、私服でスカートは一切はかなくなった。
最後のスカートは、高校の制服。
制服は嫌いじゃなかったし、むしろ好きだったけれど、スカートとスラックスが選べる学校に憧れたこともあった。
ひざ下のスカートをひざの中間まで切ってもらって、1回折ってはいていた。切ったのは夏用。冬用は受験に使うからである。
それなりに、女子高生を楽しんでいた。

高校くらいから服に興味を持ちだしたけれど、選ぶのはパーカーやTシャツなどばかりで、且つシルエットが女性的でないものばかりだった。
好きな服を見つけたのに、メンズ物でサイズがなくてしょんぼりしたこともある。

22歳くらいからショートパンツなどに手を出し始めて、多少女性っぽい服も選ぶようになった。
今は、メンズ・レディース問わず、気に入った服を買うようにしている。

性転換を考えた話

18歳くらいの頃、割と真剣に性転換を考えたことがある。
ホルモン注射とか、性同一性障害についてとか、そういう関係のものを一通りネットで調べた。
でも最初から男性として生まれた人の体と同じようにすることはできないと知り、考えるのをやめた。

もしかすると幼少期・思春期特有のものかもしれないし、そうでないかもしれない。
でも、そんなことはどっちでもいいと思う。
性別に対しての悩みや思考があったことは確かなのだ。

自分の女性性を受け入れたくなかっただけかもしれない

母が私を怒り飛ばすとき、「この女」という言葉が使われることがよくあった。
また、胸部が発育してきたことに突っ込まれて以来、一緒にお風呂に入ることもやめた。
媚び甘えるような振る舞いはいやらしいと教わったし、母自身もそういう振る舞いからかけ離れた人で、自分のことを男っぽいと言っていた。
そういう振る舞いが女性らしいかどうかと問われると、よく分からないけれど。

小学2年の頃に「ボク男の子だよね?」、20歳くらいの頃に「ちょっと、お兄ちゃん!」、23歳くらいの頃に「あれ男?女?」「男だろ」と言われたことがあるけれど、どれも嫌な気はしなかったし(最後は微妙だけど)、どちらかというと面白かったというか、そんな気持ちだった。

自分なりに出した答え

人は男性・女性である前に一人の人間であり、付き合いというものは一人の人間同士で行うことを学んだ。
病院での診察など、医学上必要な場合は生物学上の性別(性転換をした場合はその旨になるのだろうか)を伝えればいいし、書類上は「これ必要か?」と思いながら戸籍上の性別に丸印を付けている。
私の中では、性別はどうでもいいもので、わざわざ明確に定義しなくてもいいものだと考えている。
だから、男性あるいは女性の私ではなく、一人の人間としての私だということを表現したくて、性別ははるまだと表記することにした。

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